強磁場下で起こる物理現象を正しく理解するには、信頼性の高いデータを多角的に取得することが重要です。徳永研究室では、瞬間的にのみ発生可能なパルス磁場下において、様々な物理量を瞬間計測によって測定しています。常に最先端の物性測定を目指しながら、新しい測定技術の開発や改良を推進しています。

磁場発生

徳永研究室では金道研究室で開発された非破壊型パルスマグネットを使って実験を行っています。


  • ショートパルス:パルス幅約4ミリ秒 最大磁場75 T
  • ミッドパルス :パルス幅約36ミリ秒 最大磁場60 T
  • ロングパルス :任意波形、パルス幅約1秒 最大磁場43 T
物性測定

現在徳永研究室において、パルス磁場下で測定可能な 物理量を以下の表にまとめています。
詳細は測定項目をクリックして原著論文をご参照ください。これら以外にも開発中の測定があります。共同研究をご希望の方は徳永までご連絡ください。

shortmidlong
磁化
磁気抵抗
電気分極
磁気トルク
磁気熱量効果
超音波
磁歪
誘電率
イメージング〇(<35T)